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5月院内報です!特集は<ED(勃起不全)>

2014/05/06
◯ 沖縄・泌尿器科専門治療のヒルズガーデンクリニック ◯

5月院内報!「ED(勃起不全)」を特集いたしました!

EDとは、「陰茎勃起が起こらないか、持続できないために、満足な性交渉ができない状態」を言います。
 最近の統計では、40歳代ですでに約20%男性が何らかの勃起障害を持ち、50歳代、60歳台では完全な勃起障害の状態が10~30%を占めるとされ、わが国の全男性のうち1,000万人近くがEDを有するという成績も報告されております。
陰茎の中には、たくさんの神経と血管が集まっていて、性的刺激により興奮すると、海綿体に血液が流入・充満し、勃起します。
EDの場合、動脈の拡がりが不十分で、十分な血液が動脈に流れ込まなかったり、勃起につながる神経のどこかにダメージを受けていて、硬くなるのに時間がかかったり、勃起が十分続かなかったりします。
歳を重ねるとEDになる割合は高くなりますが、最近は歳のせいだけではないことがわかっています。知らず知らずのうちにストレスをためていたり、不規則な食事を続けていたり、車での通勤による運動不足、連日のお酒の飲みすぎ、喫煙など毎日の生活パターンが原因となって起こることが多いのです。糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の方は、EDになるリスクはさらに高くなります。
  しかし、近年、ED治療薬は格段の進歩を遂げ、ED患者さんの約80%に有効であるPDE5阻害薬という内服薬が使用できるようになりました。
これらは保険診療の対象外ですが、ほとんど検査も要さず、安全に服用できます。

〈治 療〉   PDE5阻害薬は3種類あり、バイアグラ(25mg・50mg)、レビトラ(5mg・10mg・20mg)、シアリス(10mg・20mg)があります。※レビトラ5mgは当院では扱っておりません。初めて処方するときは、低用量から服用してもらい、効果が十分でなければ、高用量を処方します。 PDE5阻害薬は性行為の1時間前には服用してください。また、1日1回24時間以上あけて服用してください。催淫剤や性欲増進剤ではないので、性的刺激のない状態では勃起しません。また、性行為感染症を防ぐ効果はありません。PDE5阻害薬の服用後に顔のほてりや頭痛、視覚障害(色が変化してみえるなど)などがあらわれることがあります。
硝酸薬(抗不整脈薬や一部のお薬)を使用している方には、処方することができませんのでお薬手帳を持参してください。硝酸薬(抗不整脈薬や一部のお薬)を使用している方が内服すると、顕著な血圧低下がみられ、死に至る可能性もあるので、他人に譲らないでください。不正規ルート(医療機関以外)で入手したPDE5阻害薬は、偽造品の可能性が高く、思わぬ健康被害も予想されます。日本では、PDE5阻害薬は医師の処方箋による処方薬です。

★バイアグラの効果5~6時間です。
★レビトラの効果は5~10時間です。
★シアリスの効果は36時間です。

  EDに悩まれながら、まだまだ医療機関を訪れる患者さんは少ないのが現状です。ED外来では患者さんのプライバシーにも配慮した診察室でリラックスしてご相談いただけるようにいたします。
 どうぞお気軽に受診ください.




院内報「元気だより」
院内報H26年5月号.pdf

 

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