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10月院内報です!特集は<過活動膀胱>

2014/10/17
◯ 沖縄・泌尿器科専門治療のヒルズガーデンクリニック ◯

10月院内報!「過活動膀胱」を特集いたしました!

 過活動膀胱とは、尿意切迫感を必須とし、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う機能障害です。ただし、他の疾患(膀胱がん・膀胱炎・膀胱結石・前立腺がんなど)が明らかな場合は過活動膀胱から除外されます。
  過活動膀胱の患者さんは、日本で約810万人にのぼると推定されています。その頻度は加齢とともに増加し、70歳以上では3割以上の方がこの病気にかかっていると考えられています。しかし、実際に治療を受けている人70~80万人と、推測される実数よりかなり少なく、多くの人が誰にも相談できずに諦めたり、我慢したりして悩んでいると思われます。生命的な危険はありませんが、生活の質(Quality of Life:QOL)を著しく低下させる、重要な健康問題であるといえます。

〈 症 状 〉
 具体的な症状としては、尿意切迫感(急に排尿したくなり、これ以上我慢するともらしてしまいそうになること)、切迫性尿失禁(排尿したくなってすぐに我慢できずに失禁してしまうこと)、頻尿(1日8回以上排尿すること)と夜間頻尿(睡眠時間中に1回以上排尿に起きること)があります。
 症状が進行すると、排尿を意識的にコントロールしにくくなり、切迫した尿意が起こりやすくなるため、トイレに行くのを我慢することができなくなります。そのため、トイレに行く途中でもらしてしまったり、トイレに頻繁に行きたくなるため仕事がはかどらなくなったりすることや、寝ている最中に尿意で目が覚めて睡眠不足になることなどが度々あります。

〈 検 査 〉
 初めに過活動膀胱症状質問票を記入してもらいます。
その後、腹部超音波検査、尿検査、尿の勢い検査、残尿検査、直腸診(男性)、PSA採血(男性)を行います。これらの検査を行い、他の疾患(膀胱がん・膀胱炎・膀胱結石・前立腺がんなど)がないか診察します。他の疾患がなく、尿意切迫感、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁の症状がある場合は過活動膀胱と診断します。
 また、治療後も検査を行い、他の疾患が合併してこないか、内服薬の副作用はないか確認する必要があります。

〈 治 療 〉
 治療法としては、薬物療法と行動療法が主体になります。
薬物療法では、飲み薬と貼り薬があります。
行動療法には、生活習慣を改善したり、機能の弱まった膀胱や骨盤底筋を鍛えたりすることによって、尿トラブルの症状を軽減することが期待されます。
 過活動膀胱の症状を自覚していても、周囲の人、かかりつけ医に恥ずかしくて相談できない人はたくさんいると推測されています。
 症状が当てはまる方は、我慢して悩まずかかりつけ医もしくは泌尿器科の先生に相談しましょう。

 

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